【3分で読める】国際連合とは?~国連(UN)の活動内容、代表的な機関をわかりやすく解説します!~

 

 こんにちは!Z-shanです。国際協力の世界にいなくても必ず一度は耳にする国際連合(United Nations (UN):以下、国連)という機関、実際に何をしている機関か、皆さんはご存知ですか?この記事では国連の活動について簡単に説明します。

国連は何をする機関?

 国連広報部のウェブサイトによると、国連は下記の目的で1945年に設立されました。2020年現在の加盟国数は193ヶ国です。

 

国連の目的

(1)国際の平和と安全を維持すること。

(2)人民の同権および自決の原則の尊重に基礎をおいて諸国間の友好関係を発展させること。

(3)経済的、社会的、文化的または人道的性質を有する国際問題を解決し、かつ人権および基本的自由の尊重を促進することについて協力すること。

(4)これらの共通の目的を達成するにあたって諸国の行動を調和するための中心となること。

(引用元:国際連合広報センター

 難しい言葉が並びましたね。。。わかりやすく何をしているかでまとめると、次の通りです。

・世界平和のための活動

・各国間が仲良くなるための調整

・地球上のすべての人の人権や自由の尊重を促進するための活動

・世界中の経済的な発展や社会的、文化的な問題(人道支援を含む)の解決のための活動

・上記を達成するための各国間の調整

設立の背景

 国連がこうした活動を目的に定めた背景には第2次世界大戦の勃発があります。第一次世界大戦後、世界的な戦争を防ぐ目的で国際連盟が設立されました(これはリベラリズム的な出来事の一つです)。結果的には国際連盟は第2次世界大戦を防ぐごとが出来ませんでしたが、第2次世界大戦後、国際連盟の失敗を踏まえ、こうした戦争を防ぐ国際的な組織や活動は継続されるべきだという考えが、ルーズベルト米大統領、チャーチル英首相によって提案され、国際連合としてこの考えを受け継ぎ、上記の活動を行うことが決められました。

 国際連盟と異なり、国際連合では大国(アメリカ)が参加する、軍隊を派遣する権限をもつなど、より強い影響力を持たせる工夫がなされました。

 

国連の主要機関

 上記の目的を達成するために、国連は下記の6つの主要機関を組織しています。

①国際連合総会(国連憲章で規定されたテーマについて加盟国・安全保障理事会に対して勧告する機関。)

②国際連合安全保障理事会(国連の最高位機関。勧告ではなく決定を強制する権限を持つ)

③国際連合経済社会理事会(経済、社会問題全般に対して審議、必要に応じて勧告を行う機関)

④国際連合事務局(各国の利害を超えて中立的な立場で国連の諸機関が決めた政策を実行する機関)

⑤国際連合信託統治理事会(ある地域の財産の管理・処分をその国に代わって行う機関。現在はその業務をほぼ修了している)

⑥国際司法裁判所(国家間の法的な争いを裁いたり、法的な立場から勧告を行う機関)

 国際連合総会、国際連合安全保障理事会、国際連合経済社会理事会、国際連合事務局機関はそれぞれ分野に応じた専門機関で構成されています。

 ここでは主な機関を書きますが、すべてを網羅的にご覧になりたい方はこちらをご覧ください。

国際連合総会の主な補助機関

UNDP(国連開発計画)、UNICEF(国連児童基金)、UNV(国連ボランティア計画)、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、WFP(世界食糧計画)

国際連合安全保障理事会の主な下部組織

平和維持活動・政治ミッション(PKO)

国際連合経済社会理事会の主な専門機関

世界銀行、WHO(世界保健機関)、IMF(国際通貨基金)、FAO(国連食糧農業機関)、ILO(国際労働機関)

国際連合事務局の主な部局

OCHA(人道問題調整事務所)

まとめ

 この記事の内容まとめると、下記のとおりです。

  1. 国連は世界の全ての人の平和(経済的、社会的)を達成するために作られた国際機関
  2. 国連は世界的な戦争を防ぐ使命を国際連盟から引き継いでいる。
  3. 国連は様々な分野で、大小100以上の専門機関を有し、国連としての意思決定は合議制といった方法で決められている。

 いかがでしたか?この記事を通じて、国連が何をしているか、なんとなくつかんでいただけたら幸いです。

国連や国際政治に関心のある方は、こちらでおススメの本を紹介しているので、あわせてご覧ください。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!
>日本一わかりやすい国際協力サイト

日本一わかりやすい国際協力サイト

このサイトは「とにかく短く分かりやすく」を主眼としており、厳密な言葉の定義などとは異なる場合がございます。正確な情報を求めている方は、本サイトの参考文献などをご覧いただくか、意見箱に質問していただけると幸いです。

日本国内の国際協力関連サイトでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。