【5分で読める】COP(締結国会議)とは? COP-FCCC(国連気候変動枠組条約締結国会議)とは?わかりやすく解説します!

 こんにちは!コウイチローです!

 「COP(コップ)が開催された」というニュースを一時期、よく耳にしましたね。

 気候変動に関する会議で、ひと昔前だと「京都議定書」、最近では「パリ協定」といった言葉と一緒に出てきたのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?それに、COP25など数字付きで聞くことが多いですね。

 しかし、そもそもCOPって何?という方もいらっしゃると思いますので、この記事ではCOPの概要をさくっと解説していきます。

そもそもCOPって何?

 COPとは「Conference of Parties」の略で、和訳すると「締約国会議」という意味です。COPを一言で書くと以下のようになります。

ある条約に批准した各国の代表が集まる会議

 あれ?すごく範囲が広くない?気候変動と関係がない会議もあるのでは?と思いますよね。そうなんです。COPは必ずしも気候変動について話し合うための会議ではないのです。なぜこのような誤解が生まれたか、解説します。

※批准って何?という方はこちら

【3分で読める】条約とは?採択、署名、批准、発効、締結を含めわかりやすく解説します

世間でよく聞くCOPの正体は?

 世間でよく言われるCOPとは「Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change (COP-FCCC)」の略で、和訳すると「国連気候変動枠組み条約締約国会議」です。いきなり長―い会議名が出てきてしまいましたが、先程のCOPの定義に当てはめると以下のようになります。

国連気候変動枠組み条約に批准した各国の代表が集まる会議

 実際、COPでは他にも生物多様性の保全(COP-CBD) 砂漠化の防止(COP-COP)などについても話し合われますが、メディアがCOP=「気候変動についての会議」という報道の仕方を多くしてしまったため、このような誤解が生じてしまいました。

 しかし数あるCOPの中で、このCOP-FCCCが環境分野の重要課題であることは間違いなく、そして注目度も高いため、当サイトでは特別断りがない限りCOP = COP-FCCCとさせていただきます。

COPを開く目的は何か?

 COPの目的は、「気候変動枠組み条約で決まった温室効果ガス排出量の削減目標を達成するために締結国が色々と話し合って決めること」です。そのために、ざっくりですが以下のようなことをやっています。

  1. 現状の温室効果ガス削減の取り組み状況を報告する。
  2. 各国の温室効果ガス削減に対する認識を統一する。
  3. 温室効果ガス削減に関する新たな議題について議論する。
  4. 温室効果ガス削減のために必要な措置を検討・合意する。

 COPには気候変動枠組条約の加盟国(197ヵ国・地域(2020.2.22現在)が参加しており、もちろん各国の利害が対立するため、なかなか議論がまとまらなかったりします。
しかし、それでも気候変動や地球温暖化は食い止める必要があります。なぜなら、温室効果ガスが各国の経済に負の影響を及ぼしているという共通認識があるからです。

 そして各国が議論した成果として、皆さんも聞き覚えがある「京都議定書」や「パリ協定」の合意に至ったわけです。

COPの後に続く数字の意味は?

 数字は「何回目のCOPなのか」を示しています。COP3なら3回目のCOPですね。ちなみに2020年2月現在でCOP25まで開催されてます。COP26は2020年11月に開催予定です。

 京都議定書が採択されたのはCOP3 (採択日:1997年12月11日)、パリ協定が採択されたのはCOP21 (採択日:2015年12月12日)です。COP1の開催からすでに25年が過ぎてますが、気候変動との闘いはまだまだ続きそうですね。

まとめ

 この記事をまとめると、以下の通りです。

  1. COP(締結国会議)とは、ある条約に批准した各国の代表が集まる会議
  2. 一般的にCOPと呼ばれているのはCOP-FCCC(国連気候変動枠組み条約締結国会議)で、国連気候変動枠組み条約に批准した各国の代表が集まる会議)のこと
  3. COP-FCCCの開催目的は国連気候変動枠組み条約で決まった温室効果ガス排出量の削減目標を達成するために締結国が色々な議題について報告したり議論したり決定したりするため
  4. COPの後の数字は「何回目のCOPか」を表す

 COPって何?という疑問が少しでも解決できれば幸いです。小泉進次郎が環境大臣になり、また国だけでなく民間含め様々なセクターにおいて注目が集まっている気候変動問題に、今後も注目していきましょう!

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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参考文献:

1. 環境省HP
http://www.env.go.jp/earth/cop/koushou_keii.pdf
2. 国立研究開発法人 国立環境研究所HP
https://www.nies.go.jp/kanko/news/21/21-1/21-1-05.html
3. WEBRONZA HP
https://webronza.asahi.com/business/articles/2018120600003.html?page=1
4. Sustainable Japan HP
https://sustainablejapan.jp/2015/08/18/cop/18143

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